昭和30年代には列車に扇風機が付いていた。

昭和の初期の列車には、窓を開けて涼を取るのでした。30年代になって列車にも扇風機がつくようになりました。

昭和30年代には列車に扇風機が付いていた。

昭和30年代には列車に扇風機が付いていた。 私が育った昭和の初期には、扇風機などと言うものを見たことがありませんでした。暑い夏、家庭ででは、団扇を使っていました。出かけるときには、扇子が必需品でした。当時は、どこかにでかけるのには、電車ではなく、蒸気機関車でした。汽車には、冷房施設はもちろんの事、扇風機もついていませんでした。夏の汽車では、暑いので、窓は全開放するものでした。

終戦後、学制改革で女学校は、高校ということになりました。私は、高校へは、汽車通学でした。列車には、扇風機はなく、みんな扇子を持っていたものでした。当時の汽車は、夏には、窓を開けて涼をとるのでしたが、トンネルなどを通過する時には、急いで窓を閉めなければなりませんでした。トンネルの中で窓を開けていたら煙と一緒に煤が入ってくるので、煤で真っ黒になったものでした。

列車に扇風機がつくようになったのは、何時の頃だったか、はっきり覚えていませんが、昭和30年代だったような気がします。窓を開けなくてもよくなって、とても楽になったと思ったものでした。今では、扇風機のついた列車など見かけることはなくなりました。どんな列車にもエアコンがついていて、昭和の初期のようなうだるような暑さに悩まされることはなくなりました。それでも、昭和30年代の扇風機のついた列車が懐かしく思い出されます。